好きってそんなにも重たい荷物なのだろうか?
笑っている。
笑っている。
笑っている。
それは紛れもない真実。
だけども
せれども
けれども
しかし
心の底から本当に?
幸せだと胸を張っていえる?
……嘘をついた。
自分自身への恋に。
そして恋を封印した。
だけど、それはなんだか違う気がしていた。
この不恋愛中毒に。
変えないといけない気がした。
未来の私がそう言っている気がした。
このまま一生。
恋を知らなくていいのかと。
愛を知らなくていいのかと。
不可能な事から逃げて。
中には蹴られても涙流して頑張る人がいる事。
毒を塗った針に刺されるような思いで告白し、散る。
そんな人だっているのに、私はこんなにもバカで弱くて逃げる。
だけど。
変えてやる。
もっといい人見つけて。
それが一番。
不恋愛中毒など、もう言わない。
そして、言わせない。
風が、冷たい。
だが心は温かい。
「好き。」
二文字。
それはたった一つの
"カケラ"
未来に描く。
それは二人の"愛"の道。
恋愛中毒。
≫END
FourLove -end-
2009/5/6 : 加筆修正